カテゴリ : 小説・文芸 ジャンル : 小説 / 国内ミステリー 出版社 : KADOKAWA 掲載誌・レーベル : 角川文庫 シリーズ : 防犯探偵・榎本シリーズ 電子版発売日 : 2012年08月03日 コンテンツ形式 : EPUB サイズ(目安) : 2MB 日曜日の昼下がり、株式上場を間近に控えた介護サービス会社で、社長の撲殺死体が発見された。エレベーターには暗証番号、廊下には監視カメラ、窓には強化ガラス。オフィスは厳重なセキュリティを誇っていた。監視カメラには誰も映っておらず、続き扉の向こう側で仮眠をとっていた専務が逮捕されて……。弁護士・青砥純子と防犯コンサルタント・榎本径のコンビが、難攻不落の密室の謎に挑む。日本推理作家協会賞受賞作。
読んだのは、かれこれもう20年前になるのか。 大好きなホラー作家である貴志祐介さんの初ミステリー作品。 登場人物の女性弁護士も怪しい鍵屋(セキュリティショップ店員)も犯人も容疑者も、全てがキャラが立っている。 トリックも勿論素晴らしいけど、やっぱりキャラだなぁ。犯人に同情の念が湧かざるを得ないし、幕引きの仕方も最高だった!! 是非読んで頂きたい一冊。
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